2011年12月22日木曜日

樹原涼子コンサート

新燃岳噴火以降、ツイッターを通していろんな方と知り合えた。
そんな中の一人、樹原涼子さんが高原町を元気づけたいとピアノコンサートを
開いてくださることになりました。 

1月8日 日曜日 午後2時より 

高原町 ほほえみ館 

料金は無料


樹原涼子 

@LiokoKihara 
作曲家 ピアニスト シンガーソングライター。『ピアノランド』音楽之友社『樹原家の子育て』角川書店『ピアノの常識』講談社。12/1(木)倉敷『こころの小箱』セミナー。12/24(土)恵比寿でクリスマスライブ昼夜2公演。CD「俺屍」コンプリート・サウンドトラック〜いつかきっと〜好評発売中。

音楽の森 国立楽器 樹原涼子 ようこそピアノランドへ

お問い合わせは 
たかはるハートム
0984-42-3811まで。

多くの皆様のお越しをお待ちしております。

2011年12月14日水曜日

NHK 12月10日の放送

第一ラジオのラジオあさいちばん 土曜あさいちばん ふるさと元気情報の中で高原町をとりあげてもらい灰干しを中心に取り上げてもらった内容の原稿を入手したので転記します。


 さて早くも師走、この一年を振り返りますと、宮崎では年があけて間もなく1月26日に新燃岳(しんもえだけ)が噴火し、約300年ぶりに本格的な火山活動を始めるという大変な年でもありました。今朝はその火山灰が降り積もった町、高原町(たかはるちょう)のあるチャレンジについてお伝えします。

高原町は、宮崎市から車で約1時間、鹿児島県との県境に接し、霧島火山群がそびえ立つ緑豊かな町です。そんな静かな町を突如襲った大噴火、家ほどもある大きな岩を噴き出す山の姿に人々は恐れおののきました。煙が真っ暗に空を覆い、家屋の揺れが続きました。そして始まったのが火山灰との戦いです。町にはこの噴火で鹿児島県の桜島の一年間分の灰の10倍を超える量が降り積もったと言われています。

対策に追われる町に、火山灰を集めて「灰干し」を作ってみないかと訪れたのが、東京の大妻女子大学大学院で被災地復興などを研究する干川剛史(ほしかわつよし)教授でした。「灰干しって何?」最初は誰もが戸惑ったそうです。

「灰干し」とは、燻製でも干物でもなく、灰を使って食材を熟成させていく製法です。日本では三宅島が噴火した際に復興支援プロジェクトとして行われ、今は各地で作られてはいますが、そのほとんどが魚などを使ったものです。今回、海のない高原町が取り組んだのは、他に類を見ない「肉」の灰干しでした。これが成功すれば全国に誇れる特産品が誕生するかもしれない!まちづくりのために様々な活動をおこなっているNPO法人たかはるハートムを中心とするメンバーが立ちあがりました。

山の幸を生かし、鳥や豚そしてシカやイノシシなど様々な肉で試作品が作られました。塩水で味付けし、特殊なセロハンと布、そして火山灰でサンドイッチ上に包んで、低温で24時間熟成させます。灰は正確には軽石火山灰と呼ばれ、沢山の穴があります。強力な吸収効果で余分な水分や臭みを吸収し、また灰の重みが重石となってうまみを凝縮します。これが実に美味しいんです。灰で肉がこんなにも美味しく変化するとは町の人にとって驚きでした。その後試行錯誤を重ね、この秋ようやく商品化にこぎ着けました。現在商品は鳥のもも肉とレバー、今後シカ肉にも期待が寄せられています。私も食べましたが本来の肉の味わいがぐっと伝わってくる深い一品でした。

また非常に興味深いのが、パッケージです。高原の復興応援キャラクター「新もえたん」が描かれています。両手を広げた元気な女の子というイメージだそうですが、新燃岳からとった名前もさることながら、頭が火山になっていて笑顔でもくもくと煙を出しているんです。

これだけの恐怖と灰をもたらした張本人をキャラクターにするということに疑問を感じた私は、たかはるハートムの代表、谷山天一(たにやまひろかず)さんにたずねました。すると、「あの山がすぐ側にある、ここが私たちの故郷なんです。ここに住む人は昔から山と共に暮らしてきました。ここに町がある以上、私たちは自然と向き合って共生して生きていくんです。」と話してくださいました。

自然への畏敬の念を決して忘れることなく、故郷を愛し続ける人々の想いにピンチをチャンスに変えて立ちあがろうとする強さと誇りを感じました。宮崎に機会がありましたら、ぜひみなさんにこの「灰干し」を食べて高原町のパワーを感じとって頂きたいと思います。


以上

全国の方々が聞いている番組であちこちから問い合わせや励ましの電話がある。
うれしいことです。

2011年12月9日金曜日

大妻女子大のお知らせで灰干し記事


火山灰を活用 干川教授「灰干しプロジェクト」の記事が大妻女子大ホームページに載っています。たかはるハートムとして協力した部分も紹介いただきました。


火山灰を活用 干川教授「灰干しプロジェクト」 大妻女子大学ホームページより転載

2011年12月07日
灰干し記事の一部 厄介者の火山灰を活用した高級干物「灰干し」を売り出して、町おこしや被災地復興につなげようとする「灰干しプロジェクト」がいま日本各地で広がろうとしています。

 “仕掛け人”は、大妻女子大学人間関係学部人間関係学科社会学専攻の干川剛史教授。灰干しのアイデアを教授が伝えた宮崎・高原(たかはる)町では10月初めから鶏肉の灰干し2種類が本格的に売り出され、被災地の灰干しに対する反応をみたいと、教授は高原町と伊豆諸島・三宅島の灰干しを携えて、11月末に東日本大震災の被災地、宮城・南三陸町で行われた「福興市」で“アンテナショップ”を開き、試験販売・試食を行いました。

 これらプロジェクトの取り組みはマスコミの注目を集め、2011年12月6日付の朝日新聞朝刊東京版では、「三宅島『灰干し』特産に/『厄介者』で高級干物」「新燃岳では鶏・豚肉/生産量安定・販路確保課題」との見出しの記事=写真(同紙から)=が紙面の半6段の大きな扱いで掲載されました。

鶏肉の灰干しの評判は上々

灰干し鶏製品 高原町のNPO法人「たかはるハートム」(代表兼灰干し研究所所長・谷山天一)は、同町の中嶋精肉店など2業者に灰干し製造を委託して10月5日からJR高原駅の「駅サイティング市・高原駅店」で「熟成たかはる灰干し―鶏もも」(880円)と「同―鶏もつ(心臓、レバー)」(880円)の2種類の炭火焼真空パックを売り出しました。(写真は、左から販売の様子、鶏もも、鶏もつの各パック

 ハートムの大迫恒作さんによると、「普段は敬遠している鶏肉が灰干しならば抵抗感なく食べられた」「レバーの臭いがなくて、おいしい」などと評判は上々。もっとも製造に手間がかかることもあって品薄状態が続き、「購買者の方には非常にご迷惑をおかけしている状態です」(大迫さん)とのこと。

 「たかはる灰干し」が誕生するきっかけとなったのは、1月下旬に霧島連山・新燃岳が噴火し、高原町にも大量の降灰があったこと。災害情報研究・被災地域再生などを専門とし、三宅島でも火山灰を使った灰干しづくりに取り組んできた社会学者の干川教授は、同町を訪れて地場産品を使った灰干しを提案、3月には灰干しづくり講習会を行いました。その後の試作などを経て、ハートムが県産の鶏肉を使った商品を売り出しました。灰干し製法を用いると、火山灰が食材の余分な水分を吸って臭みが抜け、冷蔵庫で熟成させるとうまみが増し、柔らかくなるといいます。

 「現在製造業者は2社ですが、さらに2社が参入予定。年末までに高原町内の製造業者・販売業者とたかはるハートムで『高原町灰干し協議会』(仮名)を設立、灰干しの製造・販売を組織的に拡大して、町おこしや食のイベントに挑戦したい」と、大迫さんは話しています。

灰干しを日本各地へ広めたい

福興市灰干し販売の様子 南三陸町で開催された11月27日の復興イベント「福興市」で、干川教授は山形・酒田市中通り商店街が設けた販売テントの一角を借り、たかはるハートムから取り寄せた灰干しの「鶏モモ」「鶏モツ」炭火焼真空パック各10袋計20袋を試験販売して2時間で完売するとともに、地元の方たちに三宅島のサメの灰干しも試食してもらいました=写真

 もともと三宅島の灰と東北地方の豊富な魚介を結びつけた灰干し生産ネットワークづくりを模索してきた教授は、東日本大震災で中断した東北の灰干しプロジェクトが再開できるよう地元の反応を探りたいと、福興市に参加したものです。教授は、「商品化された灰干しには、まだまだ味の改善の余地がある。今後も、高原町や三宅島の人たちと手を携えて、灰干しがさらにおいしい特産品となるよう取り組むとともに、灰干しプロジェクトを日本各地へ広めたい」と話しています。

2011年12月7日水曜日

三宅島の灰干し 朝日新聞記事

12月6日の朝日新聞 東京版で三宅島「灰干し」特産に の記事のなかで新燃岳の灰干しも紹介されていました。三宅島の灰干しプロジェクトの発案者 大妻女子大学の干川剛史教授を紹介し三宅島ではサメの灰干しを商品化するという記事です。

高原熟成灰干しではさらなる飛躍をかんがえ、よりおいしいものをと
皆で取り組んでいこうという動きが始まっています。

2011年12月6日火曜日

こすもす祭無事終了

西諸地域精神保健福祉協議会主催のこすもす祭が本日行われた。精神障害者と社会とのつながりを大切にする祭りとして 意見発表や作品展示・交流会としてのゲーム、お茶会など盛りだくさんの内容だった。


こすもす祭

意見発表

JAえびの女性部によるまるもりダンス

えびの 音頭

十二楽坊

交流ゲーム

しおりづくり

風空さんによるピアノ

こすもす祭

こすもす祭では、お手伝いをしてくださるボランティアの方を募集しています。
毎年今ぐらいの時期に行われるこすもす祭 実行委員として企画・計画・準備等
西諸地域で活躍されている方、音楽や演舞を披露される方お手伝いください。

 詳しくは小林保健所まで。

第12回 コスモス祭 ~笑顔でつなごう 地域の輪


本日12月 6日(火)  10:30~15:00 (10:00 開場)高原町 総合保健福祉センターほほえみ館にて
『コスモス祭』精神に障がいを持つ方々の日頃の活動の発表の場であり、その障がいに負けずにがんばる姿から少しでも多くの方々に精神障がい者への理解と関心を深めていただきたいと願い、西諸地域精神保健福祉協議会が主催して毎年開催しているものです。たかはるハートムではお手伝いをさせていただいてます。



当日は、患者さん達によるステージや作品展示、ピアニストによるピアノ演奏、コーヒーハウス、読み聞かせ、創作活動、バザーなどたくさんの催し物があります。

ピアノの演奏は昼2時頃です。

皆様お誘い合わせのうえ、ご来場ください。

たくさんのご来場、お待ちしております。

2011年12月3日土曜日

神楽

12月第一・第二土曜日の晩、高原町では夜神楽が舞われます。今日は狭野神楽です。夜の7時狭野神社よりご神体がおくだりしてきて9時くらいから神楽が舞われます。見頃は10時から12時くらい

でしょうか。夜明けまで行われます。 


お飾り
舞庭にはござがひかれ四方をしめ縄でかこってある。
周りに垂らしてある旗の中には江戸時代のものも。



宮入・大鞁之事・一番舞・神師・飛出・地割・金山・志目・高幣・四つの事・臣下・踏剱・花舞・長刀・箕舞・柴荒神・本剱・住吉・壱人剱・御笠舞・大神楽・鉾舞・御酔舞・龍蔵・小房・武者神師・手力男 など

2011年12月1日木曜日

茶飲み場

たかはるハートムでは、みんなの居場所として事務所を月曜日から土曜日の10時から3時まで開放しています。高原郵便局の近くに緑ののぼりが立っています。御利用下さい。 水曜日と木曜日は押し花や絵手紙を午前中行っています。
絵手紙教室

絵手紙練習

押し花
皆さん和気あいあいと取り組んでいます。

まずは見学を