2012年2月24日金曜日

新燃岳のニュースより

UMKのニースで新燃関連の話題があったので転記します。
高原町の広報誌 新燃特集が表彰・新燃岳西側山体崩壊の警戒・火山灰利用のエコ土壌


【県内】新燃岳を特集した広報紙表彰

2012年02月23日


新燃岳を題材にした自治体の広報紙ニュースです。

去年、県内の自治体が発行した広報紙の中で、新燃岳を特集した広報紙が、特選に選ばれました。
特選に選ばれたのは、小林市と高原町の広報紙で、県庁で行われた表彰式で、河野知事から、表彰状が渡されました。
小林市の広報紙は、新燃岳の噴火を撮影した空からの写真を表紙に使い、「決定的瞬間を捕らえ、記録的価値も高い」と評価されました。
また、高原町は、新燃岳を特集した広報紙とひとけの無い商店街などの写真を載せた広報紙が、それぞれ特選となり、「噴火の模様や町の惨状がよく伝わる」と評価されました。

特選に選ばれた広報紙は、全国のコンクールに、出品されます。


【県内】新燃岳西側の山体崩壊を警戒

2012年02月23日


霧島火山の災害を減らすための会議・減災検討分科会が、都城市で開かれました。

この中で、新燃岳の西側斜面について、差し迫ってはいないものの再噴火で崩壊する可能性が指摘されました。
きょうの会議には、国土交通省や地元の自治体、それに火山の専門家など約40人が参加しました。
会議では、専門家が新燃岳の状況を説明し、火口にたまった溶岩が、ふたをしたような形になっていると報告しました。
その上で、新燃岳は再噴火が差し迫っているとはいえないものの、再噴火した場合、火口の溶岩を吹き飛ばすか、西側の斜面を破って噴火し、崩壊を起こす可能性があると指摘されました。
今後は、今回の分科会の議論を踏まえて、減災対策をまとめていくことにしています。


【県内】火山灰利用エコサイクル土壌研修会

2012年02月23日


新燃岳の火山灰の有効活用です。

火山灰が降り積もった土壌の改良を進めている都城市の農業組合法人で、研修会が開かれました。
研修会は、都城市の農業法人「きらり農場高木」で開かれ、静岡市にある日本エコサイクル土壌協会の山本会長など約30人が出席しました。
研修会では、きらり農場高木の中之丸組合長が現在の取り組みや活動内容を報告しました。
きらり農場高木は、降灰のあった土地を有効活用しようと地元の業者とともに、灰が降った土壌の改良実験を行っています。
新たに開発された堆肥をまいてほうれん草の育成を調べたところ、根のはり具合がよく、土壌協会の山本会長は、様々な活用が可能と述べました。
日本エコサイクル土壌協会は、あすまで宮崎に滞在します。



MRTには

新燃岳 緊急減災計画案まとまる

2月23日 17時42分


 新燃岳の噴火に伴う土砂災害などに備えた対策です。国土交通省など、関係者による検討会が23日開かれ、緊急減災計画案がまとまりました。
 23日の検討会には県や国土交通省などから約50人が参加し、協議したうえで、緊急減災計画案をまとめました。それによりますと、ハード対策では、砂防ブロックを事前に準備することや、砂防えん堤の新設、整備を進めていくことなどが盛り込まれています。またソフト対策では、平常時から水位流量計を監視カメラとセットで設置し状況を把握することや、再び新燃岳が噴火した場合、避難の参考となる雨量基準を自治体へ提供することなどが盛り込まれています。
(宮崎河川国道事務所工務第二課・杉山光徳課長)「昨年の噴火を受けてより現実にそくした減災計画案がまとまったと思っております。土砂災害(対策)に向けて事業を進めたいと思っています」
 検討会では23日、まとめられた減災計画案を今年5月頃に開かれる霧島火山防災検討委員会で報告することにしています。
とありました。

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