2012年2月29日水曜日

自殺防止の講演会

三股町 自殺防止の講演会の様子がNHK宮崎の夕方のニュースに取り上げられました。たかはるハートムの活動や傾聴の大切さを話しました。

三股町で自殺対策の講演会が開かれ、高原町で自殺防止の活動を行っているNPOの代表らが活動内容などを紹介しました。
三股町によりますと、町では年間10人前後が自殺で亡くなっています。
町では、平成21年度に自殺対策連絡協議会を立ち上げて自殺防止の取り組みを続けていて、29日の講演会もその一環として開かれました。
三股町役場で開かれた講演会には、町の民生委員などおよそ40人が参加し、高原町で自殺防止の活動などを行っているNPO法人「たかはるハートム」の活動について聞きました。
このNPO法人では「茶飲み場」と名付けた、悩みなどを気軽に相談できる住民どうしの交流スペースを設けたり、できるだけ多くの人と話す「1日30人と話そう会」という会を開いたりして、相談する人を孤独にしない取り組みを続けているということです。
NPOの谷山天一代表は講演の中で「自殺対策に特効薬は無く、自分たちの活動でも高原町での自殺の件数は減っていないが、相談された相手から話してよかったと言われることが多くなった」と話し、地道な活動の必要性を訴えました。講演を聞いた民生委員の女性は「わたしたちも一人暮らしや自殺を考えている人の所をまわっているが、あらためて相談者の話をよく聞く必要性を感じた」と話していました。

02月29日 20時30分  NHK宮崎

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