2012年3月7日水曜日

自殺対策強化月間

統計によると3月から、自殺が増える傾向があるらしい。失業者が増える時期と重なるそうだ。
0120-58-9090  3月10日(土)~11日(日)24時にかけて48時間連続  
自殺防止センター のフリーダイヤル相談が行われる。


ひとりで悩まず電話して! ホントに つらい時って 誰にも いえない ・・・。
人に話すこと相談することで心を整理できるかも知れない。
自分が一人でないと感じるかもしれない。
あなたの気持ちを一緒に考えてくれる人が電話の向こうにいます。

0120-58-9090
3月10日(土)~11日(日)24時
 


宮崎日日新聞でも自殺対策強化月間を意識した記事が増えた。
本日のくろしお欄でも自殺対策についての記事がでていた。

以下転記


 本当かな、という話もこの人が言うと、新たな意味をまとうのは人徳か。精神科医で随筆家の故斎藤茂太さんが「心」の語源は「ころころ」変わるから、と著書で紹介していた。

 自他ともに認める楽観主義者の茂太さんが、70歳すぎて軽いうつ状態になった。診察と引っ越しが重なり、ストレスがたまったらしい。「もう限界か」と落ち込んだが、しばらく状況に身を任せているうちに症状が消えた。幅広い交友も回復を助けてくれたようだ。

 茂太さんによると、厳しく忠告してくる忠言の友は「必要条件」、何事も「すばらしい」と認めてくれる甘言の友は「十分条件」だ。どちらも得難い財産。自分は彼らにとってどういう友であるかを考えることも、人間関係には大事だという。

 いくつになってもよき人間関係が、窮地から人を救う最後の砦(とりで)だろう。今月は自殺対策強化月間だ。本県の自殺者は10年が307人。人口当たりの数では全国で6番目。年代別では70代が最も多い。だが宮崎自殺防止センターによると、70代からの相談は少ない。

 ケアが必要な人に言葉が届かない。戦争、戦後の復興など苦難を乗り越えた功労者たちだ。社会との接点が切れないように、社会全体で配慮するのが最低限の敬意だろう。心はころころ変わる。だれでも可能性がある問題と受け止めたい。

 どこの集落にもいた世話好きなおばちゃん、小言を言うおじさんが減った。おせっかいが高齢者の社会参加を促し交流の輪を広げていた。窮屈すぎると敬遠されるが、古めかしいコミュニティーにも傷ついた心を救うヒントがあると思う。

自殺対策強化月間   2012年03月07日 宮崎日日新聞 くろしお 欄より

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