2011年3月2日水曜日

屋根上からの樋の排除

新燃岳の噴火で降灰を除去するため屋根の上にのぼった方が、動画を作ってくれました。ボランティア参加で屋根にのぼるかたは参考にして下さい。1 屋根から樋の灰除去 2 噴火から一カ月後の樋 3 灰を集める 一人でやる場合 動画をみることで現状を理解してボランティア参加を検討下さい。


動画を作ってくれた方が高所作業をするかたにアドバイスです。



「高いところは少し非日常で、ワクワクするかもしれませんが、
高くなればなるほど危険は増していきます。
私見ですが、高所での危険排除の根本は『姿勢を低く(低重心)』と『想像力』だと思います。
『いま落ちたら、下のフェンスにぶつかって
怪我をするかもしれない』

『いま落ちたら、下で作業している人に
ぶつかるかもしれない』
全ての作業工程で『想像力』を働かせていれば、
大きな被害も小さいものに抑えられると思います。

屋根も勾配があるときは、出来るだけ四つん這いでの
移動を心がけるべきです。
四つん這いの姿勢も、人間は頭が重いので、
屋根の高い方側に頭、低い方側に足です。
 
命綱を作るには高度なスキルが必要です、
たとえ頑丈に作ったとしても、必ず度々確認してください。
単独での高所作業は禁忌です。最低3人以上です。
 
一番良いのは、作業中にバランスを崩したり落下することなく、
作った命綱を使わせずに安全に作業する事だと思います。
 
何でもそうですが
「急ぐと危険(特にヒューマンエラー)」
が生まれます。
 
最後にヘルメットをかぶるのは必須です、
運悪く落ちそうな時(落ちている時!)は、
出来るだけ大きな声を出して危険を知らせましょう。


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